ラブレターズ

その220(2005.01.16)牛タンと牡蠣

10日、仙台へ今年の初ユーミンを見に行ってきた。
年明けのユーミンは、初めのうちは声の調子が荒れ気味で、「あれ? もう声の調子悪くなっちゃったの?」と心配させたが、途中から通りがよくなってきた。お正月でのどの調子が戻ってなかったのだろうか。でもまあ、それほど心配な状態じゃなくて良かった。

ユーミンで仙台に行くのは今回が2回目だが、前回は牛タン焼きに麦ご飯という典型的な仙台の牛タンをいただいた。
今回は少し豪華に牛タン専門店はどうだろうと、行ってみた。
さすがにやわらかく、おいしかったが、ふとメニューを見たら、生牡蠣がある。そうだ、せっかくこちらに来たのだから、牡蠣も食してみようと、頼んでみた。
まず見た目で驚いた。
「デカイ!」
でも、食べてみたところ、最近東京で出会うものと同じ味がする。
生牡蠣は水分が多いのだが、この水がカルキ臭いのだ。レモンもレモンの味がしない。しかも、最後の方でほのかな生臭み。
またメニューを見たら、最近テレビで見た金華サバの刺身があった。オッ! と思って、これも頼んでみた。
なんと! 生牡蠣と同じ味がする…
つまりカルキ風味から最後にほのかな生臭み。
こんなもんかなぁと、10日の夜は終わった。

翌日は松島に行った。
そこで、南部屋というお店で生牡蠣、焼き牡蠣、カキフライをいただいた。
出てきた生牡蠣の美しかったこと。牡蠣の殻って、こういう色だったんだ。後で見たら、お店に貼ってある牡蠣の絵と同じ色だった。
半分開いた牡蠣の口に箸を突っ込んで取り出し、レモンを絞って食す。
こちらの牡蠣は、遊覧船での説明で言っていた松島の牡蠣の特徴で少し小ぶりだが、
おいしい! 牡蠣の味ってこういう味だったんだ。生臭さがまったくないので、じっくり味わえる。 しかも、絞ったレモンが、いい香りを立てる。
本物を食べて、初めてわかるカルキ風味
この生牡蠣は、なんと! 生もの嫌いなマサノリも食した。これはニュースだ。
曰く、
「ホタテも北海道のものは食べるんだ。」
とのこと。究極の贅沢者だ。
お味噌汁にふのりがのっていたのだが、これがまたシャキシャキ。はじめ、茗荷かと思ったくらい。
ふのりって、本当はこういう食感だったのね。
このお店で牛タン焼きも食べたが、こちらもちょうどよい塩加減と食べやすい歯ごたえで、とてもおいしかった。

海のものは海で食べるのが一番という、当たり前のことを確認した2日間だった。


その219(2004.12.22)よこすか初日 

VIVA! 6X7ツアー初日に行ってきた。今回のツアーは私の好きな曲が、これでもかというくらいのオンパレードで、もう嬉しくて嬉しくて。 このアルバムのコンセプト自体が、私の好きな世界なのだから、それも不思議ではないのかもしれないが、もう、ニッコニコになって帰ってきた。
いつもこのページを見てくださる方は、今回いかに私が狂喜したか、きっとわかると思う。
(曲名がわかってもいい方は、こちらこちらをごらんください。)
会場のノリも良かった。私たちは4階から見たのだが、総立ちのアリーナは壮観だった。 今回は衣装もみどころ。次々とかわいらしいユーミンに出会える。これから見に行かれる人はこの点も楽しみにしてね(^^)
そうそう。会場でVIVA! 6×7を買うと、CD屋さんでもらったものとはちょっと違う2種類の特性クリアファイルがもらえる。1つはとても良く似ているから、一瞬同じかと思ってしまうが、ところがどっこい違うのだ。これから行かれる方はこの点も要チェック。

21日は午後3時少し前に地元(さいたま市・高崎線沿線)を出発する湘南新宿ラインに乗り、一路横浜へ向かった。この湘南新宿ライン、前は本数が少なかったのだが、今は1時間に1本はある(大きい駅ならもっと多い)。おかげで横浜方面へ行くのが大幅に楽になった。
ちょっと贅沢をしてグリーン車に乗ったら、スチュワーデスさんのような女性(グリーンアテンダントという。揃って美人。派遣社員か?)が、グリーン券をチェックにいらっしゃる。スイカにグリーン券情報を入れて乗った場合は、頭の上にある装置にスイカを当てることによって、チェックができる仕組みになっているが、なんだか面倒なので私たちはグリーン券を買って、スチュワーデスさんのような女性にチェックしてもらう方を選んだ。帰りも湘南新宿ラインに乗ってきたら、12時前には自宅につくことができた。う~ん、楽チン(^^)

食事や観光もツアーの楽しみの1つ。今回は比較的近場だし、平日なので観光はないが、横浜でいったん降りて崎陽軒本店のレストランで夕食をとった。ここの客層は高齢の方が多いようで、小食の方用のコースも用意されていた。が、私たちは言うまでもなく小食ではない。いくつかアラカルトをとったがそれぞれ少なめの量で心配していたが、最後に麺とチャーハンを頼んでいたのが幸いして、ちょうどいいおなかの具合になった。
マサノリのように偏食な人がいる場合、どうしてもアラカルトになる場合が多いのだが、このお店の場合、コースとそれほど料金は変わらず、リーズナブルだった。
さすが老舗だけあって、サービスはすばらしかった。こちらの食事の進み具合をさりげなくチェックされているので、実にいいタイミングで次の料理が出てくる。一通り食事が終わったところですかさずデザートのメニューが。このあたりも感動ものだった。
食事の後は、京急に乗って汐入で降り、会場へ。このコース、すっかり気に入ってしまった。

今日もコンサートに行く。崎陽軒本店にはイタリアンもあるが、今日は別のお店のイタリアンにしようかなと思っている。さすがに2日連続豪華版というのはねぇ、これからのツアーのこともあるし(^O^)

2004-12-22
今日はスイカグリーン券を購入した。券売機の前で右往左往する私、すっかりオバちゃんだわ(;_;)
私、パソコンは好きなんだけど、ビデオの操作もしないし、マサノリがいないとテレビの操作もできないの(リモコン多すぎ)。(;_;)


その218(2004.12.14)ユーミンカタログ奮戦記(その2) 

まず最初にお詫びと訂正。奮戦記その1で紹介したSpidering hacks―ウェブ情報ラクラク取得テクニック101選は、AmazonのWebサービスについてだけ書いているのではなく、ウェブ上の情報を取得する方法を、主にperlを使ったやり方で説明しているもので、XSLTの記述はなかった。人に本を紹介するなら、もう少しきちんと把握してからでないとね。ごめんなさいm(_ _)m。
ただ、収集した情報をRSSにする方法論などが書かれているようなので、実は私がかねてからやりたいと思っていたサービスに活用できるのではないかと、少し期待している。
でもねぇ、Perlなのよねぇ。しかもモジュールインストールしなくちゃならないし…。
それ自体は簡単なことだけど、私のようにプロバイダの無料領域を使っている場合には、これは無理なのよねぇ。
その処理はローカルでやって、あとはXSLTでやればいいじゃんと思っても、これまたプロバイダの無料領域だから、XSLT使えないのよねぇ。うちにくる人が全員IEの6.0以上なら問題ないのだけど、そういうわけにはいかないからねぇ(^^;。AmazonのWebサービスでXSLTを使えるのは、こちらでXSLファイルを用意すれば、あとはAmazonのサーバー上のXSLTプロセッサで処理してくれるからなのよ。私がユーミンカタログでXSLTにこだわるのは、この点があるから。早くレンタルサーバを用意したいのだけど、固定費のことを考えると、気が重いわ(^^;。でも、仕事的にもそうも言ってられない状況かも。

さて、ユーミンカタログの話。
G-ToolsさんのAmazon Web Service 3.0 技術情報を読んで、情報加工に必要なXMLデータをAmazonから取得。それを見ながらXSLTを書いてプロバイダのWeb領域にUP。早速呼び出した。
実はXMLデータを取得するURLはamazon.co.jpではなく、xml-jp.amznxslt.comだったことが躓きだった。そこで、G-Toolsさんからこの部分のURLをコピーさせていただいた。
何度か修正して、思うような形ができたのだが、では、ということでカートを試してみたところ、エラーが出る。何が悪いのだろうと調べてみたら、カートのURLがアメリカのURLなのだ。カートのところで訂正すべきところは訂正したと思ったのだが、肝心のURLを直していなかった。amazon.comをamazon.co.jpにしなければいけなかったのだ。そこで、アソシエイトのサイトからカートの画像をダウンロードしてきて、それをコードごと使った。
こうして何とかユーミンカタログを公開することができたのだが、翌月AmazonからAWS4.0のベータテストがもうすぐ終わりますというメールが…。
これを使うと取得できる情報が増えるということで、先月末になってようやく腰を上げた。G-Toolsさんに加えてこちらも参考にさせていただいて移行準備に入った。移行自体はそれほど難しくない。ただし、XSLTを新バージョンに合わせて変更しなくてはならないので、XSLTでアクセスする場合XSLTがわからないと難しい。
ユーミンカタログはCDの新着10タイトルの状態でまとめたいと思っているのだが、大変残念なことに、肝心のカスタマーレビューに不正な文字というエラーが出てきて、取得が止まってしまう。新着10タイトルは表示できているが、他の部分に広げようとするととたんにエラーになるのでまだ使えない。とりあえず新バージョンを安心して使うためには思い出の壁紙からのリンクのように、カスタマーレビューをレビューページへのリンクにすることで逃げるしかないようだ。
あと、これはたぶん3.0でもそうかもしれないが、呼び出すときに新着順でという指定をしているのにもかかわらず、まったく無視されているようなのだが、これはどうしたものか。sortの命令は、いったい何のためにあるのだろうか…。

なお、XMLやXSLTについては、
PROJECT KySSさんの本と、XSLTバイブル―プログラマーズリファレンス がお勧め。
PROJECT KySSさんの本は、初めてXSLTを勉強したときにお世話になった。私が初めて読ませていただいたのは、その中の「XML+XSLサンプル集―いきなり理解するよりも、マネして覚えるほうが早くて簡単!」だ。このときはMSXMLのバージョンが古かったので、今では品切れになっているようだ。次は「XML+XSLT実用スーパーサンプル集―いきなり理解するよりも、マネして覚えるほうが早くて簡単! 」を読ませていただいた。
「XSLTバイブル」の方は、今現在文字通りバイブルにしている。ズシッとかなり重いが、頼りになる。ただし発行年月日が古いためか、これも品切れ(^^; 残念!!
Webでは、アットマーク・アイティーがお勧め。いつもお世話になっている。

2004-12-15
不正な文字についてはAmazon.com Discussion Boardsの専用スレッドに報告すれば対応してくれるとのこと。どのタイトルに問題があるか、調べて報告しなくては。と思ったら、Amazonの各カタログデータの最後にある修正依頼の項目から依頼を出してくれとのこと。早速7タイトルの不具合を報告。
そうそう。レンタルサーバも決めたわ(^^)
2004-12-21
さらに3タイトル報告。実は、15日の時点で投稿のニュアンスを読み違えたようで、修正依頼の項目からというのは間違いで、やはりAmazon.com Discussion Boardsへ投稿して欲しいとのこと。このところ専用スレッドの投稿がないから、すっかり勘違いしてしまった。Webサービスの問題は、カスタマーサービスとは関係ないようだ。でも、投稿するのも手続きが結構面倒なんだなぁ(--;
2004-12-24
さらに3タイトル報告。


その217(2004.12.12)ユーミンカタログ奮戦記(その1) 

今回は技術的なお話。ユーミンカタログを作るために使っているAmazonのWebサービスについて書きたい。
ユーミンカタログを始めたきっかけは、以前スクランブルエッグのコラムを持って街に出ようの回で書いた私がよく行くサイト、Letscho's Websiteの中のものぐさ日記でその存在を知ったことだ。これを使えば、ユーミンに関するCDやDVD、本の一覧表を作れると思ったのだ。

早速AmazonのWebサービスのサイトに行ったところ、実にそっけない(^^; 今は下の方に比較的親切(?)なFAQが出ているが、そのときは、今よりさらに簡単なFAQしかなかったように記憶している。もしかしたらそんな気がしただけかもしれないが。とりあえず、無料デベロッパーキットをダウンロードし、無料デベロッパートークンを申し込んだ。当時のバージョンはAWS3.0。今は4.0と両方ダウンロードできるが、その時は3.0のみだった。
トークンはすぐに来た。問題はデベロッパーキットだ。アプリケーションインターフェイスのガイドとサンプルなのだが、これがすべて英語。英語の苦手な私としては、一気にしぼむ。でも、サンプルがついているのはありがたい。この中で私が使えるインターフェイスはXSLTのみだ。早速 「XSLTSamples」というフォルダを開いてみた。これまた実にそっけない。が、サンプルなので、開いてみれば、なじめるものも出てくる。この中の一つを原型として、あと、私が必要だと思う項目を追加して使うことにした。
この先は、やはりマニュアルが欲しいと思っていたが、Amazonのサイトで「AMAZON HUCKS」というマニュアルを宣伝していた。それを本屋で探したのだが、なかなかない。ようやくそごうの中の本屋さんで見つけ、購入した。が、Webサービスについて、しかもXSLTにいたっては、さらっとしか書いてない。しかも日本語処理は無視なので、少々がっくりした。が、Webサービス以外の部分が、後で非常に役に立った。今、この記事を書くためにサイトを確認したところ、Spidering hacks―ウェブ情報ラクラク取得テクニック101選という本を見つけた。こちらは日本語処理について積極的に書いているそうなので、こちらの方がお勧めかもしれない。早速私も注文した。両方とも記述はAWS3.0だと思う。が、これから4.0で始めたい人にも役に立つはずだ。実際、4.0を日本語で使う場合、今現在重大な問題が残っているので(これは次回に)、とりあえずは3.0で始めるのも悪くないと思う。

次はどうやってアクセスするかなのだが、APIガイドにそれは入っていた。だが、日本のURLが間違っているため、うまくいかない。これはもう、実際に運用しているサイトを見るしかない。ということで、 Letscho's Websiteで知った、G-Tools ブログとAmazon(アマゾン) アソシエイトでアフィリエイトに行ってみた。このサイトは、ブログで簡単にAmazonアフィリエイトをするためのツールを提供している。現在4.0で運用されているが、当時は当然3.0だった。今でもG-Toolとは?の下の方にAmazon Web Service 3.0 技術情報が掲載されているので、興味のある人は読んでみて欲しい。goodpic.comの技術解説ページには、最新の情報も出ている。
次回はいよいよユーミンカタログがAWS3.0で始動する。


その216(2004.12.11) 鹿浜スタミナ苑 

風邪ひき真っ盛りの頃、小渕元首相も行ったという、鹿浜のスタミナ苑という焼肉屋さんに行った。
このお店でまず感動したのが、ミックスホルモン。塩味がついているのだが、まず見た目が宝石のようにきらきら光っていて美しい。新鮮なのがよくわかる。もちろん味も塩加減が絶妙でおいしかった。次に感動したのが、生野菜。レタスに海苔、ごまなどが入っているのだが、すっかり病みつきになってしまった。海苔がこんなにレタスに合うなんて思わなかった。以来、家ではレタスと海苔のサラダが定番になっている。
ここのお肉は新鮮で良質なので、並で十分いける。塩のものはすべて絶妙な塩加減で味がついていて、何もつけることはない。ハラミにいたっては、こんなおいしいハラミは食べたことがなかった。それくらい美味しいお店だ。
ユーミンはこのお店は行ったことはないのだろうか。行動範囲からは離れているので、ないかもしれない。一度行って、ウソラジオで話してほしいな。
また近いうちに行きたいと思っている。