ラブレターズ

その255(2005.06.03)デニーズにて

昨日はいつものとおりお医者で運動してからデニーズでお茶。前日に行けなかった分、しっかり運動した。
これをやるとその後頭がスッキリするのよねぇ。
前日はこれですっかり張り切ってしまって、壁紙を更新したあとさらに「思い出の壁紙」のトップをリニューアル。14日のお勉強に備えてテーブルを使わないCSSを試してみた(といっても、ほとんど本に書いてある例のまま(^^;)んだけど、この後にはラブレターズのコメント機能追加の前処理としてXHTML+CSS化をしようと思っているし、その他なんだかんだしているうちに、「ええい、このまま一日起きてよう!」と思ったのね。そんなとき鏡を見たら、両目の下半分が充血。これはイカン、ということで昼寝したら、お医者に行けなかったのよ(;_;) 何やってるんだ>私。
本当は朝早く散歩+お茶をしてからパソコンに向かうのが健康的にも、能率的にもいいと思うんだけど、この夜型はなかなか改められないのよ(;_;)
今もこんな時間にこの日記を書いているわけで、うーん。

で、標題の件。デニーズで本を読んでたら、急に騒がしくなったのね。何だ? と思って見たら、高校生の団体が回りを占めていたの。女の子のテーブルと男の子のテーブル、カップルのテーブルとあったんだけど、女の子のテーブルがにぎやかでねぇ。7人7人の14人いたかな。やっぱり女3人寄ればなんとやら。男の子のテーブルが落ち着いていたのと随分対照的だったわ(^^)
で、その14人の女の子のうち、なんと10人が頭にお花をつけてるのよ。それも1つだけでなく、2つも3つもつけてるの。ヤマンバのときにも流行っていたけど、今も流行っているのね。ふーん、と思いながら見てたら、注文のものが到着。なんと、14人全員がフルーツパフェを頼んでいた(@_@)。届くなり一斉に「うわーっ」という声。あれだけ揃うと確かに壮観。頼んでない私までウキウキしてしまったわ(^^)


その254(2005.05.29)ドラマ『空中ブランコ』 

27日、ドラマ『空中ブランコ』を見た。
伊良部医師を阿部寛が、看護婦まゆみちゃんを釈由美子が演じたが、いやー、本当に面白かった。特に釈由美子のまゆみちゃんは、すばらしい。原作以上にまゆみちゃんだった。
患者もそれぞれすごい。特に空中ブランコの堺雅人はピッタリ。ああいう役は本当にうまいよね。先端恐怖症のヤクザも最高! もう、マサノリとふたりで大いに笑わせてもらった。
伊良部医師以外はほぼ原作のまんま。ただ、主役の伊良部は難しいよね。
阿部伊良部は、伊良部の破天荒ぶりを強調する一方、実はよく考えているという面も強調するという演出だったようだ。どう考えてもモテないという雰囲気が阿部寛では出ないと思うが、トリックの路線をさらにオーバーに演じる感じで、本人のノリノリぶりが画面に溢れていたわ(^^)
なんだかこのふたりでシリーズになりそうな勢いだけど、伊良部シリーズは結構あるとはいっても、ドラマでシリーズを作れるほどあるわけではないので、作家には伊良部シリーズをもっと書いてほしいというオファーが行ってるかも。


その253(2005.05.28)脳のCT異常なし 

25日、つまりいいとも観覧の前日、脳の写真を撮った。今回初診の理由が手のしびれだったこと、さらに中性脂肪の値が高かったため、念のため撮影。
当日、検査前の食事は1回抜く。検査は最初に造影剤を点滴する。私はもともと血管が出にくいタイプで、看護婦さんはかなり緊張していた。一番太い針を使ったそうだが、1つだけ見つかっている太い血管に見事挿入。第一の関門である点滴を完了した。
しばらくして呼ばれ、CT車で撮影。あっけなく終了。脳外科の先生から、「まったく心配ないです」との結果をいただいた。
27日は普段の先生の診察。「何もなかったようですね。よかった」との声を聞いて、ひと安心。体重が予想外のスピードで落ちていることには、少し早すぎるという感じだったが、リバウンドの癖に気をつけるようにとお言葉で、この日の診察終了。

以前、ステッパーとエアロバイクの処方がまだ出ないという話を書いたがあの後すぐに出た。CTの結果待ちかと思ったが、そこまでの心配はないということだろう。
ステッパーは、かなりきつい大ステッパーと、軽めの普通のステッパーがある。私には大ステッパーが処方されたが、これがきついこと。5分で100キロカロリー消費できる。
エアロバイクは負荷2~3で5分から10分と処方されたが、何しろ足の力が強いので、今日は負荷7で20分こいだ。患者には年配者が多いからか、すごいといわれるが、それでも消費できるカロリーはステッパーの5分より少ないのだ。いつもは大体ステッパー10分、バイク15分でやっている。

そうそう。前日たくさん食べたので体重が心配だったが、なんと! 減っていた(^^)。お昼がおかゆだったことと、結構歩いたこと、さらに、夜の飲み会の前に時間があったのでタカノフルーツパーラーに行ったのだが、そこであんみつやパフェに食指が動いたところを、一緒にいた人の「飲む前におなかを膨らますことはない」の一言で、フルーツジュースにしたのが良かったようだ。
的確なアドバイスに感謝!

2005-05-29
ただ今体脂肪率急降下中。なんだかすごいゾ。でも、分母が大きいからね(^^; 先は長いよ。
2005-05-30
今日現在、マイナス6キロ。最初の大台をクリア(^^)。
ダイエット開始2週間目からの1週間はグズグズしていたけど、それを過ぎたら急降下。ちょっと怖いくらい。
今日は血圧も108の61と低め。「めまいはありませんか?」って聞かれたけど、それは今のところないみたい。


その252(2005.05.27)「笑っていいとも」観覧記 

ユーミンファンの書道家、森大衛先生を応援すべく、観覧券が当たった友人とともに「笑っていいとも」を見てきた。
朝10:30にアルタ前集合。まず、小さな紙に名前と年齢を書く。整理番号順に呼ばれてさらに整理券と引き換えられるが、その際には年齢のわかるものが必要で、さきほど書いた紙と、年齢のわかるものを見比べチェックされる。OKなら階段へ。
階段には整理番号順に並ぶが、スタジオに入るまでにはかなり時間がかかる。その間にトイレに行くのだが、その際に係員に整理券を渡す。このときに自分の番号をしっかり覚えておかないと、トイレから戻って列につくときに困る。再度列に並ぶときに番号を聞かれるからだ。なかなか大変だ。
階段はとても暑い。随分と汗をかいてしまったが、スタジオに入ると、最上段に座った私たちの真上に空調が。気持ちよかったが、風邪には注意が必要だ。

初めてみるスタジオは、意外に小さかった。そのため、いつもテレビで見る芸能人を間近で見ることができる。青木さやかはとってもきれいだった。そのきれいな青木さやかが今回もいろいろ顔芸をやってくれたが、あの顔芸は、カメラでのアップがあってこそ生きるのね。見ている場面がリアルタイムで処理されていく状況に、プロの仕事を見た。
この番組は、言うまでもなく生放送。ステージにいる芸能人はあわただしい時間の中で観客の空気を敏感に感じ取り、時に盛り上げ、時に吸収する。すごい。
私と友人は、タイミングのよい応援をすべく終始緊張。この日は他のお客さんも緊張していたようで、ステージの芸能人はそれを敏感に感じていたようだ。

森先生の今回のテーマは「決闘状」。ほとばしるような闘志を感じるすばらしい字だった。
芸能人とのやりとりは、回を追うごとに面白くなっていく。今回は先週までと少しやり方が変わったが、その分ゆったりと話ができたようで、見ている方は落ち着いて見られた。
それにしても、1番になった青木さやかのうれしそうだったこと。こちらもおもわず顔がほころぶくらいだった。

そうそう。観覧者にとってうれしいごほうびの1つに、後説がある。放送が終了したあと、結構時間をかけて収録される。タモリと鶴瓶の掛け合いを中心に、出演者が自由に会話している。観客の心もゆったり。これが編集されて、増刊号で放映されるのね。でも、自由にやっているようで、そこはプロ。やはりそれなりの流れでお話をしているようだ。最後は漫才の〆のように終わった。

終了後、アルタの裏から出ると、花屋さんが。収録で使われた花がそこにあった。

その後、友人の案内で二子玉散策。玉高の「糖朝」で、ユーミンが食したというお粥と、それだけでは足りないのでデザート点心セットをいただき、いざ岡本へ。岡本民家園には間に合わなかったが、ユーミン神社で石燈篭を見ることができた。緑多いかの地はハルジョオン? の綿毛がたくさん飛んでいた。
夜は飲み会に出席。久しぶりに会う人たちとの会話はとても楽しかった。
それにしても、やっと4キロ減ったところでこの大量の食事。明日体重を測るのが怖い。


その251(2005.05.25) 『誰も知らない』 

カンヌで主演男優賞を獲得した『KAZEMACH CAFÈ』を読んだ翌日に見た。
この作品は、実際に起きた事件を題材にしている。
スーツケースから次々と出てくる子供に最初はとっても驚き、「何てことを!」と思ったが、当然空気穴も付けてあるのだろう。本人たちはそれをゲームのように楽しんでいた。
この母親は婚姻外でそれぞれ別の父親の子供を生み、出生届も出していなかった。子供が学校に行きたいと言っても「お父さんがいないといじめられるよ」と言って取り合わない。だけど、長男には最低限の勉強の道具は与えていた。
母親がまた新しい恋をして、それを長男に告げる。毎度のことに、長男は「また?」と答えるが、母親は折を見て子供たちのことを相手に話すからといいつつ、その男性のもとで同棲生活を始める。
母親に頼られ、妹たちは自分が守らなければとがんばる長男。でも、なかなか帰ってこない母親に苛立ち、生活に困っていたこともあり母親の衣料を売ろうとする。が、妹が必死に止める。もしそれを売ってしまったら、もう二度と母親が戻ってこない気がしたのだろう。
長男の苛立ちは、決して無責任な母親を非難しているからではない。それなりの年齢になっているので、出ていく前の母親に「身勝手だよ」と言ったりするが、その言葉がどのくらいの意味を持っているのか。本当の気持ちはただ母親にそばにいて欲しいだけだ。
母親も、子供たちを捨てたつもりはない。子供たちを育てたいと思っている。でも、どうしても女の自分を優先させてしまう。

どんなに頼りない親でも、子供にとっては大切な人。大きくなってくると周囲の声が聞こえてきて、そのために曲がったりすることもある。「僕たちはなんてかわいそうなんだろう」とか。
だが、この子達にはそのような声は聞こえてこない。誰も知らないからだ。純粋培養のようなものだ。長男だけが世間の風に当たっているが、なんとか妹たちを食べさせようとがんばっているため、苦労を苦労と思っていないのではないだろうか。

結局この物語は悲劇的な事件のあと、映画ではそれでもそのまま続いていく。実際の事件と異なるところだ。たぶん長男は心の中でずっと苦しむだろう。でもこの子供たちはお互いに支えあって、その時点ではそれなりに幸せなのだ。

子供の頃、子ども会の会合についていったことがあった。
そのときに、「子供たちの幸せのために云々」という言葉が聞こえてきた。なんだか違和感を持った。
子供にとっては、家庭内が平和であることがいちばんの幸せ。それは両親が揃っていることとは関係ない。
子供に無用なコンプレックスを与えるのは常に周囲の大人だ。大人が子供たちの幸せを考えることは、それは必要なことではあるけれども、時には子供にとって的外れになることもあるのだ。