ラブレターズ

その195(2004.04.23)COSMO EARTH CONSCIOUS ACT

22日、ユーミンを見に「COSMO EARTH CONSCIOUS ACT」に行ってきた。このコンサートは、地球にやさしくをテーマに、弾き語りに近い編成でアーティストがリレーする形で行われた。前半はアーティストによるリレーが淡々と進み、後半、森山良子が出てきたところから、矢野顕子を中心に旧知の仲だからこそ展開されるリズムの良い軽口をおりまぜながら和気藹々とステージが展開された。

ユーミンは最後に登場したのだが、今年の苗場の、あの若々しいドレス姿で登場した。苗場の黒のドレスは2種類あったが、アミアミの方だ。直前が矢野顕子の弾き語りだったため、「なんでよりによってあなたの後に私が弾き語りをしなきゃらないのよ」「指が冷たくなってるわよ」「緊張するなー」「嫌だなー」「でも、弾き語り、やります」などと言いながら、「ベルベットイースター」の演奏を始めた。
この日ユーミンが歌ったのは、この「ベルベットイースター」と、「やさしさに包まれたなら」、「春よ、来い」だった。最後の「春よ、来い」は、チェン・ミンの二胡による演奏付きで、美しいラストになった。

最後に、ミュージシャンだからこそのリズムの良い軽口集を。
●「まー、随分かわいい衣装ね」と、矢野顕子がかわいい白のドレスを着た大貫妙子に。それに対し大貫妙子が「まー、どうしたのその頭は」。
この日の矢野顕子は、すばらしく大きな爆発ヘアスタイルをしていた。
● 「あら、先ほどと衣装が違いますね」と矢野顕子が、それに対し森山良子が「本当は赤いドレスを用意してきたのよ。だけど、ジーパンだし…」と、矢野顕子の衣装を見ながら。「だから、私服」
森山良子は青いシャツに紺のスカートだった。
● 「小坂忠さんとは皆さんの生まれる前から知り合いだったのよ」と矢野顕子、それに対し「いや、上からみると、そうでもないよ」と、この日の来場客の年齢層について小坂忠がコメント。
● 「春よ、来い」の演奏のためにチェン・ミンが登場し、「チェン・ミンです!」、その後ユーミンが登場し、「ユーミンです!」。さらに、「お客様は神様です!」「三波春夫じゃないって…」と、ユーミンノリノリ。
● 「シンガーソングライターの大先輩ともご一緒できて、……加藤登紀子さん」と、森山良子のことをユーミンが。
この2人の関係は面白い。

その194(2004.04.18)『天国の本屋』 

6月、『天国の本屋~恋火』の全国ロードショーが始まる。ユーミンが主題歌「永遠が見える日」を歌う。そこで、この原作を読んでみた。
まず、かまくら春秋社刊の天国の本屋シリーズの第1作から読んだ。今回の映画では第3作の「恋火」が原作になるのだが、恋火を読むには、まずこの第1作を読まないことには話が見えづらい。
シリーズは全部で3作あるのだが、それぞれ読みきりの別の話で、当然第1作と第3作はまったく別の話なのだが、舞台が同じなため、細かな説明が第3作では省かれる傾向があるのだ(重要人物が事情の説明をめんどくさがる)。残念ながら第2作はまだ読んでいないが、「恋火」でのあのめんどくさがりようから見ると、多少は丁寧にシステムが説明されているのだろう。ただ、第2作でもこの重要人物は主人公にあまり事情を説明していないらしい。

第1作は、ハードカバーなのだが版型は少し小さめで、なんと横書きだ。内容はかなり予定調和的な、ところどころ強引ともいえる展開で進む。その分読者の期待を裏切らない。そして、あたたかな気持ちで読み終われた。それに対して第3作の「恋火」(小学館刊)は、ごくごく普通のハードカバーだが、話が少し複雑になっている分、読後感も第1作に比べて複雑だ。でも、これが映画になれば、かなりわかりやすく、見る人の心に暖かいものが残ることが十分予測できる。
竹内結子が演じる二役は、片方は色気はないが行動力のある女性、片方は恋する優しい女性と、どちらも彼女のイメージにぴったりで、彼女の演技を見るのも楽しみの1つだ。あと、香川照之が花火職人の役をやるようだ。この人が出ると知ったときは、てっきりリストラピアニストの役をやる(年齢的に厳しいけど)と思ったのだが、花火師とは。これは私が勝手に持っているイメージとはだいぶ違う。どんな感じになるのだろうか。この役の人間が、どういう表情でしゃべり、どういう表情で行動するのか、それが見たい。

この作品に関連して、マサノリが『ヤング晩年』『愛があるから大丈夫』など、原作者の松久淳の作品を集めてきた。天国の本屋シリーズがハートウォーミングな内容なのに対して、こちらは女性からみるとかなり刺激的な内容だ。が、その分男性の本音が出ていて、フーンと思える。この人は自分のサイトも持っているので、ここを見れば、どういう内容か見えてくると思う。
『ヤング晩年』は、かなり耳が痛いが、 『愛があるから大丈夫』はかなり笑える。

その193(2004.04.04)花見日和 

昨日は仕事で都内まで出た。天気も良く上着もいらないくらいだし、ちょうどいいので千鳥ヶ淵まで足を延ばした。
下の地図の赤い線が、私の歩いた道のりだ。地下鉄で行けばすぐなのだが、こういうとき、私はなぜか歩きたくなる。
それにしてもこんなに歩いたのは何年ぶりだろう。
まず、14時前に客先を辞し、近くで遅めのランチ。それから千鳥ヶ淵に行くのだが、飯田橋から九段下までの道を通った。ここは景色はただのビル街だが、「歴史のプロムナード」という石碑群があり、これを読みながら歩くのもなかなかいい。
千鳥ヶ淵についたらまず田安御門から武道館前の道に入り、北の丸公園を散策。そしていったん門を出てからフェヤーモントホテル跡地まで歩き、マンションを撮影。その後その前の小道で桜を撮影、ベンチで一休みした。
さすがに土曜日。来週には桜はもう散っているだろうということで、フェヤーモントホテル跡前の小道は前に進むのも大変な状態だった。このあたりは普段ならかなり静かなのだろうが、この時期だけは別らしい。
やっとの思いで出てきたところでユーミンファンのご夫妻に遭遇。誰かに遭うかもしれないとは思っていたが、本当に遭えたのには少し驚いた。
その後、靖国神社を迂回して(本当は中に入ってもよかったかも)外堀へ。法政大学の裏から東京逓信病院のある道では学生たちが花見をしていた。この道にはランプもあり、夕暮れ時にこの通りを歩くのも情緒があるだろう。本当はそのランプも撮影したかったのだが、人が映ってしまうため、あきらめた。

それにしても長距離を歩いたため、飯田橋の駅まで来る頃にはかなりヘトヘトになっていた。このとき、17時10分。こんな思いをしてまで歩いたのは、紀の善の抹茶ババロアを食べたいため。前回来たときは平日のためそれほど並んではいなかったが、今回は花見のピークということで、店内で食べる人、テイクアウトの人が列をなしていた。いつもなら会計のときにテイクアウトの商品を購入できるのだが、今回はまた並ぶように指示された。品数が不足気味なため、公平を期すためらしい。テイクアウトには、もちろん抹茶ババロアと、加賀まり子お勧めの粟ぜんざいを買って帰った。抹茶ババロアがおいしいのは言うまでもないが、家に帰って食べた粟ぜんざいもおいしかった。うすく塩味のついた蒸した粟と、こしあんがマッチして、ついてきた塩昆布(?)との相性も抜群だった。
やっとの思いで家に着いたのが19時20分。家の近くでは、肉屋のおばさんがその日盛大に散った桜の花びらを箒で集めていた。

歴史のプロムナード 外堀沿いの花見スポット この橋の上から桜を撮影 フェヤーモントホテル跡地 紀の善

ところで、この地図内の5箇所に写真へのリンクがあるが、私が携帯で撮ったものなので、あまり出来がいいとはいえない。
苗場関係の写真の中にも私の携帯で撮った写真がいくつか紛れ込んでいる。興味のある人は、どれがマサノリのデジカメで、どれがわたしの携帯か、まじまじと見てみるのも面白いと思う。

その192(2004.04.03)大当たりの一日 

月が替わってしまったが、苗場の最終日のことを書きたい。
29日、その時私たちは昼からのちゃんこ谷川での食事を目指して車で移動中だった。月夜野インターを降り、苗場がもうすぐそこというところで、なんと車同士で衝突してしまった。私たちが直進しているところを右折の車が飛び出してきたのだ。もう間に合わない、ぶつかるという瞬間は「ワァ~~~~」という声しか出ないものだ。一方で恐怖に駆られた自分の声を聞きながら、「なんて声を出してるんだ」と突っ込みを入れている自分がいた。そして、衝突。スローモーションのようにライトのカバーが目の前を飛び散り、私たちの車を含めて合計3台の車が道路を塞いだ。
幸い、目に見える怪我はなかったが、その瞬間、「今年の苗場は終わった」と思った。

事故処理が始まり、しばらくしてから食事会の幹事の方に連絡。パニクっている私は、状況も説明せずに、ただ事故でぶつかったから、もしかしたら行けないかもしれないとだけ伝え、電話を切った。結局会が終わる頃になって谷川に到着した。それまで何の連絡もせずに。
これには皆さんだいぶ心配されたようだ。それはそうだ。もしかしたら怪我していてそこから動けないのだろうかとか、状況がわからないのだから心配になるのが道理だ。いくらパニっていたとはいえ、随分申し訳ないことをした。
それでも、何とかお店につけて良かった。皆さんに気を遣わせてしまって申しわけなかったが、この食事会がなかったら、今年の苗場最終日は悲惨なものになっていたかもしれない。

谷川の食事会の終了後、ホテルについて部屋に入っても落ち着かない。もうクタクタなのだが。そこでエーデルワイスにケーキを食べに行ってから、部屋で休んだ。これでいくらか気持ちが落ち着き、ボーセジュールでの夕食の時間まで部屋でひたすらグタッとしていた。
夕食後また一休みしてから、おもむろにノートパソコンを立ち上げ、ネットパーティーをチェック。そして最終日のステージへ。

この日は、前半にいい席だった分、今年の苗場の中で一番見えにくい席だった。でもまあ、初日、2日にあんないい思いをしたのだから、1日くらいかなり見えにくい日があっても仕方ないよね。

ステージが終わり、いよいよネットパーティー。最終日のインターネットラジオは盛り上がる。正隆さんとユーミンが加わり、この場でFUNの終了が伝えられた。残念がるチャットメンバーに、正隆さんは4月から新番組が始まることを発表。ただ、まだあまりはっきりした形は決まっていないということと、あまりメジャーな番組ではないという理由で、初めは番組名は言われなかった。でも、ここでマサノリは深夜番組にあたりをつけ、テレビ朝日と小山薫堂というキーワードで「トリセツ」という番組を当てた。
その後、今年はマティスが来るけど何か企画はあるのですか? という質問をマサノリが出し、これにユーミンが、今のところ予定はないけど、マティスは作品と一緒に習作も展示されるので、勉強になるから見ておくといいと答えてくださった。
マサノリはそれでも何かあるのではないかと踏んでいる。9月が楽しみだ。

いつだったかの田中さんのチョッパーの話など、マサノリ&みよこがピンポイントな発言をするときはマサノリが積極的に参加している。

その191(2004.03.24) まんてん星の湯 

26日に一時帰宅する途中、猿ヶ京温泉に立ち寄った。苗場の帰りに温泉に寄るというのは、昨年からの習慣だ。猿ヶ京温泉は、湖を見下ろす雄大な景色が魅力の温泉だ。

昨年は、ホテル湖上閣という、大樽風呂が名物のホテルに行き、お風呂だけいただいた。平日の午前中だったので、露天風呂は貸切状態。雄大な景色の中で様々な形のお風呂に入って遊んだ。湖をはるか下に見下ろす囲いのない温泉は初めてで、開放感とともに恐怖感も覚えた。
 着替えは、このホテルのホームページにある醤油樽の更衣室を利用した。ただし、この更衣室には中にザルがあるだけで、トイレなどの設備はない。印象としては平日の午前中のホテルということもあってか、お風呂だけの利用にはちょっととっつきにくさを感じた。

今年は、まんてん星の湯という新しい日帰り専用温泉ができたということで早速行ってみた。さすが日帰り専用ということで、受付ロビーはスポーツセンターのような感じだ。お風呂は男湯と女湯分かれていて(交代制らしい)、それぞれに室内に大きい湯船と薬湯、サウナ、浴室から行ける露天風呂には小さな湯船がいくつかあり、あまり混んでなければ露天風呂でも1つの湯船を独占できる。
サウナには窓があり、そこから景色が見えるようになっている。サウナの中というのはどうしても時計と「にらめっこ」になりがちだが、景色を見ていると一瞬時間を忘れる。これは優れものだった。
お風呂以外の施設は、マッサージ機や食堂、和室の他に人手によるマッサージなどもある。今回和室を借りようかと思ったが、食堂のそばで食事のための個室という雰囲気があったのでやめたが、食事もするようなら借りてみるのもいいかもしれない。

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