ラブレターズ

その60(2002.03.04)魔法のくすり

今年の苗場の1曲目は「魔法のくすり」だった。
そこで、今回は内気な女性のアプローチ法。
お互いに気持ちは通じているのだが、あと一歩が出ない人、けっこういらっしゃるのではないだろうか。こういう時に相手の男性に一歩前に出てもらう方法をちょっと考えてみた。歌が好きな人ならば、こういうのはどうだろうか。
まず、何人かでカラオケボックスに行く。
1曲目、「満月のフォーチュン」を歌う(要所要所で相手の男性を見つめる)
2曲目、「魔法のくすり」を歌う
2曲目の前には友達に「これ、強烈なんだよね。確かにそうかもしれないんだけど、でも、なかなかそうはいかないよね」などと前ふりをするとさらにgood!
例えば相手がバツ1とかで、積極的に出ることができない事情がある場合には背中を押す効果はあるだろう。ただし、お互いに若く、将来を求めている人の場合には2曲目はお勧めしない。
女性がここまでして、男性が行動を起こさなかったら、まだ女性の気持ちに気付いていないか、鈍感?(^O^)。
もっとも、このメニューを試した結果については責任は持てないのでその点お含み置きを(^^;

でも、そういう理由ではなく、ただただこういう曲が好きな女性もいる(例えば私(^^;)。そういう人はいくらこういう曲を歌っていても、そういう意味ではない。男性はそのあたりをしっかり聞き分けよう。

その59(2002.02.05)彼の涙 

涙の話第3弾。
彼女は仕事の帰り、疲れを癒すためのちょっとした贅沢として、地元の駅まで座っていけるホームライナーに乗った。あいにく空いている席は少なかったが、一人の男性が、「ここ、空いてますよ」と自分の隣を指差した。話をするうちに彼と彼女は偶然にも会社も自宅も近くだということがわかった。
それから2~3日後の朝、今度はバス停で会った。会社の最寄駅も同じなので、ずっと話をしながら出勤した。彼女はその後、偶然を装ってバスの時間を合わせるようになった。
ある日彼女の会社に彼から電話があった。
「今日、帰りに食事しない?」
断る理由はない。彼女はOKした。
電車を乗り換えるとき、彼は別の女性を彼女に引き合わせた。彼の婚約者だった。彼女は平静を装い、穏やかな微笑みで挨拶した。婚約者も同じく穏やかに挨拶した。
電車を降りるとき、彼は婚約者に彼女と食事をすることを伝えた。
彼女ははっきりいって迷惑だった。食事などしたくはなかった。もう分かったから、解放して欲しいと思っていた。が、彼は自分が思わせぶりなことをしたことを思い、きちんと説明したかったのだと言った。彼女からすれば食事どころではない。でも、彼女はこの件で彼の意図はわかったし、納得した。
それからしばらくして、夜、彼女の自宅に彼から電話があった。泣いている。婚約破棄されたのだ。問わず語りに彼が言う。「自分のことを信じてもらえなかった」数日前の件が尾をひいていることは明らかだ。彼女もその日のことを思い浮かべた。婚約者の気持ちになれば当然といえば当然だ。ある日突然見知らぬ女性を紹介されて、目の前でその女性と食事に行くと言われたのだ。おだやかなわけがない。その理由をいくら説明したところで、彼に浮気心があったことは確かで、これまたますます彼女の態度を硬化させたことは容易に想像がつく。
彼はビシビシ泣きながら、彼女に言った。「(自分の)気持ちが落ち着いたら、僕と付き合ってくれる?」
彼女にはもうさらさらそんな気はない。でも、ここでつっぱねてもかわいそうと思い、彼女は「そうね」と答えた。もらい泣きをしながら。
ここで彼はすかさず、「でも、今は無理だけど…」
彼女は心の中で毒づいた。「いまさら付き合う気なんかないわよ」
ここで、彼女は軽く「そんな気はないくせに」と答えればよかったのかもしれない。でも、とてもそんな軽口が言える間柄ではなかったし、そんなこと頭に浮かばなかった。ただ、ひたすら彼の愚痴を聞いてあげることしかできないなと思っているだけだった。なぜなら、彼女はその数ヶ月前大失恋をし、その痛手からようやく回復したところだったからだ。だから、心の中で思ったことは口に出さず、やはり「そうね」と答えた。彼は2時間ほど話した後、ようやく落ち着いたのか、電話を切った。
その後彼女は別の事情で会社を辞めた。彼と彼女の交流はぷっつりと切れた。

その58(2002.01.30)Nouvelle-B 

1月28日に、南青山MANDARAでNouvelle-Bの初ライブがあった。
メンバーは、小林正弘(Tp)、織田浩司(Sax,Fl)、小倉泰治(Key)、須藤満(B)、中川雅也(G)、小野かほり(Per)、安部一城(Ag)、加藤いづみ(Vo,Cho)。小林さんと安部さん以外はすべて見たことのあるメンバーだ。
小林さんはこのバンドの最年長でリーダー。あのモンデスキットの小林太さんのお兄さんだそうだ。
この方、イメージとしては会社の部長さんという感じで、あまり冗談には慣れてなさそう。メンバーの中でも年の若い安部さんと加藤いづみさんからすれば、まだちょっと怖い存在だそうだ。
でも、ステージに上がったら立場は逆転!いづみさん、派手に飛ばしてた。もう小林リーダーはメロメロ状態。あまりにも飛ばしすぎたと反省したのか、第一部が終わったあと楽屋で謝ったそうだが、二部になって、やはりまた小林さんをいじめてしまった(^^;でも、さすがいづみさん。これがとてもうけた。ライブが嬉しくて、楽しくて、心に思ったことを素直に口に出してしまうのが、とてもほほえましかった。メンバーも皆リラックスした感じで和気藹々としたライブになった。
このようにとても楽しいライブだったが、曲もとてもすばらしかった。
大人のためのボサノババンドということだが、しっとりとした曲、激しい曲、いずれも大人の雰囲気をもったすばらしい曲だった。しかも演奏する人たちがすばらしい。それぞれの楽器の音色をジックリ堪能させてもらった。
加藤いづみさんの歌もすばらしかった。特に、「ミステリー」という曲を歌ういづみさん。声がのびのびとしていて、あらためて、うまいなぁと思った。
ユーミンのコーラスをしているときとは一味も二味も違ったいづみさん。これからのNubelle-Bのライブがとても楽しみだ。

その57(2002.1.29)『追伸』 

涙の話第2弾
1月24日、新宿のMARZというところで井上睦都実のライブがあった。
いつものとおり力の抜けた声で「こんばんわ~井上睦都実で~す」で始まり、8分の6拍子のゆったりしたリズムの曲たちをたっぷり聞かせてもらった。
睦都実さんは8分の6拍子がことのほか好きで、今度のアルバムでは最初全部8分の6拍子にしたら、軒並みボツを食らったそうだ。いつかは8分の6拍子の曲ばかりのアルバムを作りたいと力を入れていた。
ところでその8分の6拍子のリズム。睦都実さんの体の中を流れているリズムのようにも思うのだが、彼女の曲を聞くようになって、私もことのほか好きになってしまった。本来眠気を誘うようなリズムだが、彼女の曲では私は寝ない。曲の中、詩の世界にスッと埋没していく自分を感じる。
今回のライブで、私は最前列の中央にいたのだが、「追伸」という曲のときに、不覚にも涙を流してしまった。まだ若いお父さんが幼い男の子を残して亡くなり、その幼い息子に、自分の愛した奥さんを守っていくことを君に任せたと語りかけている曲だ。
この曲は今までも何度も聴いているし、いい曲だと気にいっている曲でもあるのだが、まさか涙が出てくるとは思わなかった。最近特別にこの曲で涙するような経験をしたわけでもないし…。自分で「なぜ?なぜ?」といぶかりながら涙を止めることができなかった。
この曲は、私にとっての名曲になった。

その56(2002.01.23)男の涙 

田村正和が、1つのドラマに1回は泣いている。
ここ2~3回位のことかと思っていたら、結構前からだったことを思い出した。
求愛の涙、自我の崩壊の涙、挫折の涙等々。私はそのたびにもらい泣きしている。
一般的に男性が泣くときって、どういうときが多いだろうか。子供のときは男の子も女の子も同じように泣くが、大人になるとそうはいかない。特に、自分がくやしかったりしたときなどは、男性は意地でも泣くまいとするだろう。
でも、スポーツ番組などで感動したときは別だ。こういう時は男性の方がよく泣くかもしれない。まあ、この理由なら別に恥じゃないし、普通の男の人でも素敵に見える。
ただ、ドラマや芝居で男優が泣くというのは、なかなか難しいのではないだろうか。若い俳優ならまだしも、壮年期の男優の涙というのは、やはり田村正和だから似合うというものだろう。
高倉健がポッポ屋で泣く演技をしたという記事を見たことがある。実は私自身はまだ見ていないのだが、健さんの涙も素敵だろうなぁ。
やっぱり渋い男は涙も似合うのね。

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